映画のみならずマンガでも傑作なんですよね。。「風の谷のナウシカ」

宮崎駿さんの大傑作。映画はこの7巻までのうち1～2巻までなので、映画にはないキャラクターも数多く出てきます。宮崎駿さんが1980年代途中から書き始め10年以上書き続け、完結に至ってます。絵コンテというか、スクリーントーンが少ない絵っぽいというか、なのですが温かみがあります。基本、戦争の話なので、人は死にまくりますが、それでも魅入ってしまうのは、優れた描写力のせいか、しっかりしたストーリーのせいか。腐海や戦争などでとても暗いのではあるんですが、何故か美しい物語です。破壊と再生。壮大な黙示録です。ナウシカやクシャナ、ユパ、クロトワなど登場人物もそれぞれ魅力的。王蟲や粘菌・腐海、トリウマなどの生物・小道具の設定・時代背景、メーヴェやガンシップ・コルベットなどの乗り物等も素晴らしい。天才か。。宮崎駿。。と唸りながら読んでしまいますよ。しかもこの傑作が1冊あたり400円ちょっとという最高レベルのコストパフォーマンスで楽しめます。（ちなみに僕が持ってるのは1-3巻は330円だった。全体的に紙質はチープです。今のもかな）これは、まさしくマストバイでしょう。一家族に1セット、必携。姫様。。と呟くこと必至。 ★★★★★5