半身 (創元推理文庫) (2003/05) サラ ウォーターズ 商品詳細を見る |
サラウォーターズ一作目です「半身」
荊[いばら]の城に引き続き、サラウォーターズを紹介します。
半身、です。
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出版社/著者からの内容紹介
【サマセット・モーム賞受賞】
1874年の秋、監獄を訪れたわたしは、不思議な女囚と出逢った。ただならぬ静寂をまとったその娘は……霊媒。戸惑うわたしの前に、やがて、秘めやかに謎が零れ落ちてくる。魔術的な筆さばきの物語が到達する、青天の霹靂のごとき結末。魔物のように妖しい魅力に富む、ミステリの絶品!
*第1位「週刊文春」2003年傑作ミステリーベスト10/海外部門
*第1位「このミステリーがすごい! 2004年版」海外編ベスト10
*第3位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門・評論家部門
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この雰囲気は彼女独特のものですかね。
こちらが一作目になるのでしょうが、荊の城と同じ雰囲気です。
もっとも、時代設定が似ているから、でしょうか。
19世紀のロンドンの牢獄を描いてるこの本作
ミステリファンからは、あまりいい評価ではないらしいのですが
僕は面白いと思いましたね。
あまりいうとネタばれになるのですが、そのネタばれ部分のようなことが、僕は好きなので。。
だって、非日常を感じさせてくれる、そういうのも、本を読む醍醐味でもありますよね。
ま、初めて荊の城を読んだ衝撃には敵わないですが、順番がそうなったのでそう感じただけのこと!
読む順番としては、
荊の城
を楽しめた人が読んだらいいかなと!