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サラウォーターズ一作目です「半身」

荊[いばら]の城に引き続き、サラウォーターズを紹介します。 半身、です。 -- 出版社/著者からの内容紹介 【サマセット・モーム賞受賞】 1874年の秋、監獄を訪れたわたしは、不思議な女囚と出逢った。ただならぬ静寂をまとったその娘は……霊媒。戸惑うわたしの前に、やがて、秘めやかに謎が零れ落ちてくる。魔術的な筆さばきの物語が到達する、青天の霹靂のごとき結末。魔物のように妖しい魅力に富む、ミステリの絶品! *第1位「週刊文春」2003年傑作ミステリーベスト10/海外部門 *第1位「このミステリーがすごい! 2004年版」海外編ベスト10 *第3位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門・評論家部門 -- この雰囲気は彼女独特のものですかね。 こちらが一作目になるのでしょうが、荊の城と同じ雰囲気です。 もっとも、時代設定が似ているから、でしょうか。 19世紀のロンドンの牢獄を描いてるこの本作 ミステリファンからは、あまりいい評価ではないらしいのですが 僕は面白いと思いましたね。 あまりいうとネタばれになるのですが、そのネタばれ部分のようなことが、僕は好きなので。。 だって、非日常を感じさせてくれる、そういうのも、本を読む醍醐味でもありますよね。 ま、初めて荊の城を読んだ衝撃には敵わないですが、順番がそうなったのでそう感じただけのこと! 読む順番としては、 荊の城 を楽しめた人が読んだらいいかなと!
半身 (創元推理文庫)半身 (創元推理文庫)
(2003/05)
サラ ウォーターズ

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