文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫) (1999/09/14) 京極 夏彦 商品詳細を見る |
京極堂シリーズ2作目となります!「魍魎の匣」
ふう
やっと読み終えた。
だいたいですね、
寝転がると寝てしまう早さは、
のび太くんの次、という僕にとっては、非常に時間かかったのは、ある意味、必然。w
1作目と同じく
雰囲気を楽しみながら読めます。
京極堂の薀蓄を聞いていると、寺社に詳しくなろうかな、とか思うのは僕だけではないはず。
・匣(箱)に詰められた少女達
・匣を祭る霊能者
・巨大な匣の建物
とディテールも魅力的で、謎解きも前回よりグレードアップしてます。
とはいえ、先が読めるところがあったりして、いささか残念なところはなくは無かったんですけども、
一番最後のところ、
これにやられましたね。
いや
謎解きでどんでん返し、というわけではないんですが、
ここはみんな共感できるのでは、と。
僕だけかなw
愛やら幸せやらの定義も様々ですよね。
一義には言えませんね。。
とそんなことを読後に思ったりも。。