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京極夏彦さんのデビュー作!厚い。。「姑獲鳥の夏」

初めて読みました。 京極さん。 面白かったです! 妖怪ものを期待してたりしてたんですけどもね。 嬉しい勘違いでしたね。 妊娠してから20ヶ月を過ぎてもまだ出産しない妊婦、 旦那はある日失踪、彼がどうなったか知りたいと 妊婦の姉が探偵を尋ねてくる。。 といった内容。 で、ミステリとして見た場合は、 となると強引な展開、というかが気にはなります。 でもそれなのになぜ面白いか。 多分この本の読み方はちがうんですよ、きっと。 昭和44年生まれの僕は体験したことはないけれども なにが出るかわからない平安の京都にも似た 昭和初期の戦後間もない頃の怪しさの漂う街で 古本屋主人の京極堂の講釈を受けている関口巽に 己を反映させて、 その雰囲気を味わう、 きっと、そんな本なのです。 もうね、怒涛やら圧倒やら そういった単語が、 この本にはお似合いよ! って感じw 次のも読む予定~。 これが本命だったのではありますが 「魍魎の匣」 楽しみにしとこ!
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
(1998/09/14)
京極 夏彦

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